【ネタバレ有】恋愛だけじゃない!映画「おいしくて泣くとき」の感想

映画
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見に行こうか迷ってたんだけど、

私は見に行って正解だった!!!!

実は私、『なにわ男子』をひっそりと推しているのです…!!
だからその繋がりで映画が公開されるのは知っていたんだけど

「どうせ泣けないんだろうな、、、」

と思っていました
そう、私は映画をみてあんまり泣けないような人間なのです

『誰もが涙する映画』なんて宣伝しているものはだいたい泣いたことがない、、、
こんな人間でごめんね、、、だけど途中で展開が読めてしまうというか、、、心では泣いてるんだけど表には出てこない程度というか、、、)

そんな数年に1回くらいしか泣かないような私がしっかり涙してきました


今回の記事では

・映画を見た私が「こんな人に見てほしい!」と思った人

・映画を見た感想

・泣かせてくるポイント

などを書いております

途中からネタバレあるので、ネタバレ回避したい人は目次をみてチェックしてね!!

↓↓↓↓↓

1. こんな人に見てほしい!


ぜひぜひ見に行ってください!!!とおすすめしたい人は

・食べながら泣いたことがある人

・純粋な学生の恋愛がみたい人

ですね

さらに強いて言うなら
子ども食堂が始まった頃が学生だった世代の大人は結構懐かしい部分や刺さる部分が多いと思います

ガラケーとかスマホとかない時代の設定です
私はその世代にちょっと被ってるので、懐かしく思う部分がありました!


そしてそして、映画のタイトル通りではありますが、
みなさんは食べながら泣いたことはありますか??

嬉しかったり悲しかったり、その出来事は様々だと思いますが
その出来事があれば泣ける部分がある!はず!

恋愛の部分で気まずいシーンはなかったので、誰とでも見に行けると思います

恋愛も本当に純粋なので、親と見に行っても大丈夫だと思う!

逆に恋愛系の映画が苦手って方は、最初のほうで見つめあうシーンがあったりなかったりなので
少しむず痒いような感覚にはなるかも

私はありきたりな恋愛マンガ系の演技って苦手なので
最初はちょこっとだけ居心地悪かったかな~

でもそんなの気にならないくらい後半が良かったので見に行く価値あり!

2. <ほぼ前情報なし> で見に行くのがおすすめ!


ほぼ前情報はなくてOK!

というか逆に前情報はないほうがいいかもしれない

『子ども食堂』という存在を知っていれば大丈夫かと思います!

子ども食堂(こどもしょくどう)は、子供やその保護者および地域住民に対し、無料または安価で「栄養のある食事・温かな団欒」を提供するための日本の社会活動。2010年代頃よりテレビなどマスメディアで多く報じられたことで、「孤食」の解決・子供と大人たちの繋がり・地域のコミュニティの連携の有効な手段として、日本各地で設置数が急増している。利用者を「貧困家庭の子どもや親子」と限定している子ども食堂もあるが、多くは「子どもの居場所づくりや孤食防止」「多世代交流」「地域づくり」を目的としており、そうした食堂では非貧困家庭の子どもや親子も利用している。

引用:Wikipedia より



ちなみに私はこのYouTubeみたくらいで、あらすじとか読まずに行ったんだけど
それが正解だったかも!

たまたまYouTubeのおすすめに流れてきたから見てみた


「バター醤油焼きうどん、美味しそ~」

くらいのテンションで見ただけ

これが映画を見終わった後ではこのバター醤油焼きうどんの存在が変わってくるんだな~!

3. 簡単なあらすじ


あらすじは読まなくても大丈夫!!

内容はわかりやすかったから!!!!

だいたい理解できるはず!!!

けど、一応読んでおきたいって人のために公式ホームページに載ってるあらすじ書いとくけど、読まなくても大丈夫!!!

めちゃめちゃ簡単に言うと、同級生の男女が距離を縮めていくけどある出来事から会えなくなっちゃって、男の方が約束を守るために女の子を待っている、みたいな感じ


幼いころに母親を亡くした心也と、家に居場所がない夕花。同級生の二人はひょんなことから 「ひま部」 を結成、 孤独だった二人が互いに距離を縮めていく。 しかし、ある事件をきっかけに夕花は姿を消してしまう。行き場のない想いを抱えたまま、交わした約束を胸に彼女を待つ心也。突然の別れから30年、 明かされる彼女の秘密。その秘密を知った時、あなたもきっと涙する―。

引用:おいしくて泣くとき 公式ホームページ


4. 映画「おいしくて泣くとき」 感想
   ※注意ここからネタバレあり※ 







※注意ここからネタバレあり※







一番最初、車がお店に突っ込むシーンあるんだけど、もうあそこでドキドキしちゃった

初っ端で大きい音だし、主人公っぽい人(心也の30年後)が死にそうになってるしで
最初から主要人物いなくなるんか!?って映画の展開が心配になりましたが全然生きてました


ひま部の活動はずっとむず痒かった(私があーゆうシーン苦手なだけ)
手の動きとか目線とか、演技ならではの間の取り方って感じ

とりあえず主人公2人の綺麗なお顔をじっくり見られて目の保養になったよね

子ども食堂が原因で心也の友達がいじめられちゃうシーン
めちゃめちゃ考えさせられた

実際、「子ども食堂」って、名前の響きはいいんだけど
子ども食堂を本当に必要としてる人は行けていないっていう現実的な問題もあるのよ

子ども食堂に行った方が周りから嫌な目で見られちゃうから

そんな現実的な問題もちゃんと組み込んでた

映画ではいじめられてた友達と心也が仲直りしてたけど、実際はもっと大変なんだろうな…

てか心也の友達、夕花が虐待されてるとこ助けてたけどあの後どうなったんだ…
すでに怪我してたんだから無理しないでくれよ~!
美味い飯食えよ~!

二人で海に行って心也が公衆電話でお父さんに電話
(公衆電話と家電が懐かしい)
心也と夕花が四葉のクローバーを探すけど見つからず
心也は自分が大切にしていた四葉のクローバーのしおりを夕花に渡す
そして今まで避けてきた約束をする

そこからの後半の展開やばくなかったですか???

夕花を守れなかった心也のためにバター醬油焼きうどんを作って差し出すお父さん

心也のお母さんの日記

夕花からの手紙

夕花が記憶喪失になる

夕花と再会した心也はバター醤油焼きうどんを作って振る舞う



いや~、鼻すすって泣いちゃったよ
心也のお父さんの対応が良すぎて、そのあたりから号泣


私も嫌なことがあったときに泣きながら夜ごはん食べてさ
そんな状況でも食べものは美味しいのよ
不思議な感情が混ざり合って、その感情もあわせて思い出の味だよね

映画はそこから涙腺が緩み、ついでに情報過多でずっと泣いてた
主題歌もよかった

前情報がなかったから、後半の情報の追い込みが半端なかった、まじで

最終的には、ふいに訪れた飲食店でバター醬油焼きうどんを食べて「もしかして、心也くん?」「もしかして、夕花?」みたいなちゃっかり展開を想像してたのよ

ところがどっこい、夕花が記憶喪失になるとは…
記憶喪失の中、バター醬油焼きうどんを食べて涙が出てくる夕花に、心也が
「バルコニーのある家に住んでますか?」って、その質問するあたりがもうっっっ!
心也も記憶喪失を前提にいろいろ考えて質問したんだろうな~
あの時はお互いに大切な存在だっただろうけど、30年後はもうそれぞれが別の生活をしてる
だから2人がくっつくなんてないだろうけど、一瞬でも昔の思い出が共有される瞬間

切ないけど素敵すぎる・・・!!!

セリフは全部普通だからそこまで覚えてないんだけど
物語のストーリーとか演技がすぐに思い出せるような映画だなと思いました

最後どんなふうに終わったっけ?ってなる映画がたくさんあるけど

この映画は簡単に思い出せると思う

たぶん2年ぶりくらいに泣きました

良い映画に出会えました!!!


5. 泣かせてくるポイント



映画の中で視聴者を泣かせてくるポイントがいくつかあったので何個かご紹介します


1. 主人公たちの背景

 心也はお母さんが亡くなってて、
 夕花は母親の再婚相手から虐待を受けているっていう背景

 親が亡くなるシーンってだけで泣かせにきてるよね~

 虐待のシーンは見てるだけで心が痛いし

 涙腺が弱い人は序盤から泣けるシーンがあるかもですね

2. いじめ

 子ども食堂が原因でいじめられてしまう心也と心也の友達

 夕花もクラスの陽キャ女子にいじめられる

 いじめられた経験がある人は見るのが苦痛かもしれませんが

 心也も夕花も、いじめられているけど芯は強くて泣いてなかったと思うんです
 二人の強さが本当にすごかった

3. 果たせない約束

 心也と心也の母親が交わした約束、果たされることはありませんでした

 守れない約束でも、最後まで心也のことを思って笑顔で約束をしました

 約束を守ったか守らなかったかの結果が重要ではない…

 これは大人にならないと分からないことなのかもしれませんね

4. 思い出の味

 いろんな場面でバター醬油焼きうどんが登場しました

 子ども食堂で夕花が食べていたり、心也がお父さんと食べていたり…

 こんなにも大きな存在だったなんて、、、

 誕生日の夕飯はこれ、嬉しいことがあったらこれ、悲しいことがあったらこれ
 みたいに、たくさん思い出作っていきたいなと思いました
 あとは親が生きているうちに思い出の味を教わっておきたい!!!

まとめ 


映画を見終わって、さっそく次の日にバター醤油焼きうどん作ったよね~

なんかすっごくおいしく感じた

「おいしい」はそのときの状況・感情も込み込みなんですね

私は残りの人生、あと何回「おいしくて泣く」んだろうと考えました

味だけでなくて、そのときの感情と一緒に思い出せるように
これからの出来事を受け止めながらいろんなものを食べて生きていきたいものです



恋愛だけでなく、家族・友達・社会問題など様々なことが組み込まれており
泣ける映画でした


久々に泣いてスッキリ~!
めったに映画で泣かない私ですが、そんな私でも泣けそうな映画があったらぜひ教えてほしいです!!!




ではでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!




この映画を見てから
自分の思い出の味を振り返ろうっていうキャンペーンを
勝手に自分の中だけで開催しております
(何個か思い出の味をまとめているのでよかったら読んでね)


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